- 1.最高の医療の習得
- 2.最良の医療の提供
- 3.緊急に対する迅速な対応
- 4.チーム医療で安全な医療
- 5.地域医療への貢献
- 6.腎臓・高血圧内科の発展に貢献
診療科紹介
診療科紹介
当科は内科学(循環器)講座として獨協医科大学開学の1973年より学生教育を開始、また1974年の大学病院開院時より、循環器内科として循環器疾患、腎臓疾患、高血圧診療の患者診療に携わってきました。
2019年より現在の内科学(腎臓・高血圧)講座として学生教育をまた腎臓・高血圧内科として病院診療に携わっています。循環器内科の理念を残しつつ、慢性腎臓病、血液透析、腹膜透析、高血圧症を中心に診察しています。
また栃木県の医療の発展のために学生教育は勿論のこと、若手医師の教育にも力を入れています。具体的には腎臓病における基礎・臨床の研究、また診療技術向上のために手技や検査技法についても日々教育しています。若手医師の成長を手助けすることにより、栃木県の医療の進歩に貢献することを目標に日夜努力を継続しています。
当科は開設して50周年を迎えました。
ここまでの50年の歴史を大事にしつつ、次の50年にさらなる進歩を果たす、そのような医局を目指しています。
∼ 協働的医療体制を構築し、地域に根差した最適な医療を目指して ∼
令和4年4月1日より獨協医科大学 腎臓・高血圧内科の主任教授に就任いたしました
賴 建光です。
獨協医科大学 腎臓・高血圧内科は、令和元年に、「専門領域に力を入れて診療・研究活動の量・質を高めること」を目指し、前身の「循環器・腎臓内科」から発展的に独立した講座であります。前任の石光俊彦教授が築いてきた活動を継承しつつ、新たな風を吹き込み、成長していく所存でございます。
本講座は、講座設立の歴史的背景により、循環器学と腎臓病にまたがる豊かな診療、研究の実績があり、これまでの診療実績は、全国のどの腎臓内科教室と比較しても遜色ないものです。栃木県および北関東の基幹病院として、地域の病院・診療所などと連携し、専門的で豊かな医療を提供すべく、医療体制を構築してまいります。
様々な原因によって腎臓の機能が低下する慢性腎臓病(CKD)は、今や、20歳以上の8人に1人いると考えられている新たな国民病とも言われている病気です。腎臓機能の低下と高血圧は、互いに他を増悪させ悪循環をもたらす関係性があり、腎臓のはたらきを守るために、血圧をコントロールすることはとても大切なことです。医師・看護師・臨床工学士・薬剤師・栄養士などと一体となりチーム診療で、最適な治療を提供してまいります。
私は、大学の研究室としての使命の一つとして、メンバー一人一人がプロフェッショナルな腎臓内科医として独り立ちできるように育成することがあると考えております。そのためには、キャリア形成を支援し、各自が自己実現を果たせるような環境を整えることが必須であると考えております。臨床・研究・トランスレーショナルリサーチの新たな世界において、プロフェッショナルな腎臓内科医として活躍していけるようサポートしていきたいと思っております。
診療・研究・教育の3つの柱を常に連動しながら、他診療科や地域医療機関などとともに協働的医療体制を構築し、地域に根差した最適な医療が提供できるよう日々精進してまいる所存でございます。
獨協医科大学 腎臓・高血圧内科
主任教授
賴 建光
主任教授
賴 建光
獨協医科大学の循環器・腎臓内科学教室は、1973年4月の開学時に中西淳雄初代教授を主任とする5名のスタッフで循環器内科として開講されたのを起源にもつ教室です。翌年、1974年7月には病院が開院し、本格的に心臓病,腎臓病,高血圧を中心とした循環器領域の診療活動が開始されました。開設当初から末期腎不全に対する透析医療についても積極的な取り組みが行われ、広く循環器・腎臓系をカバーする診療体制の基盤が形成されました。
1979年8月には八木繁第2代教授が昇任しました。また、この年からは獨協医科大学の卒業生を医局員として迎えるようになり、年々スタッフの数も増え、診療を最優先する方針のもとに教育や研究の活動が展開されました。そして、国内留学や海外留学も行われ、新しい医療技術の導入や研究活動が推進されてきました。
1995年4月、国立循環器病センターより松岡博昭第3代教授が赴任し、教室の運営が受け継がれました。松岡教授は、既に築かれた診療,教育,研究活動の体制を基に、地域医療の中心として最先端の循環器医療を提供するべく、心臓カテーテル,冠動脈インターベンション,不整脈アブレーション,腎生検などの稼働を推進しました。また、本大学医学総合研究所長を兼務し、臨床にフィードバックできるような成果を得ることを目指して研究活動を進め、国内外における学会発表や論文発表が増加しました。
2004年に宇都宮で日本高血圧学会を主催し、2006-2008年は同学会の理事長を務め、高血圧治療ガイドライン2009の作成にあたりました。
2009年4月、1996年より赴任していた石光俊彦が第4代教授に昇任し、教室の運営が引き継がれました。2013年4月より、循環器内科から循環器・腎臓内科に教室の名称が変更され、さらに循環器・腎臓領域の診療・研究に力を注ぐことの可能な体制を整えております。
そして、2014年10月には、従来の透析室から血液浄化センターを立ち上げ、血液透析・腹膜透析を中心として幅広い血液浄化療法を総合的にカバーする部門へと成長しています。2019年4月1日には教室名を腎臓・高血圧内科と改名しました。
2022年4月1日、第5代教授として賴建光が赴任し現在に至っております。
心臓・血管/循環器内科 出向中
レジデント1
レジデント3
レジデント2
レジデント2
令和4年度
(令和4年8月付)
令和6年度
(令和6年4月付)
令和4年度
令和6年度
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名前 | 役職 | 派遣先 | |
岡村 篤 | 教室員 | 宇都宮中央病院 | |
塚田 高樹 | 教室員 研究生 | 宇都宮中央病院 | |
村手 順一 | 教室員 研究生 | 御殿山病院 | |
原 均之 | 教室員 研究生 | 高橋クリニック | |
越川 省吾 | 教室員 研究生 | 宇都宮中央病院 | |
小野田 翔 | 教室員 学内助教 | 佐野市民病院 | |
荒川 春奈 | 教室員 レジデント3 | 宇都宮中央病院 | |
佐藤 由佳 | 教室員 レジデント3 | 佐野厚生総合病院 | |
阿部 誠 | 教室員 病院助教 | 自治医科大学 | |
石光 晃 | 教室員 病院助教 | 宇都宮記念病院 | |
横山 翔平 | 教室員 病院助教 | 佐野市民病院 | |
道添 翔太郎 | 教室員 レジデント2 | 国立病院機構 栃木医療センター |
令和4年度
令和6年度
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名前 | 役職 | 勤務先 | |
石光 俊彦 | 名誉教授 非常勤講師 |
宇都宮中央病院 | |
玉野 宏一 | 非常勤講師 | 玉野医院 | |
小林 直彦 | 非常勤講師 | 小林内科クリニック | |
荒川 勝 | 非常勤講師 | 荒川医院 | |
小林 学 | 非常勤講師 | 恵愛小林クリニック | |
里中 弘志 | 非常勤講師 | 自治医科大学 | |
中野 信行 | 非常勤講師 | 宇都宮 腎・内科・皮膚科クリニック | |
南木 浩二 | 非常勤講師 | 宇都宮記念病院 | |
石川 弥生 | 非常勤医師 | 宇都宮健康クリニック | |
村山 慶樹 | 非常勤助教 | 村山医院 | |
大平 健弘 | 非常勤助教 | 新潟聖籠病院 | |
小野田 翔 | 非常勤助教 | 佐野市民病院 | |
永瀬 秋彦 | 非常勤助教 | 上野病院 | |